たくさんのお客さんに「ベストな時期は?」と聞かれるので、今回この記事を書こうと思いました。

この記事は、こんな人におすすめ!
・オーロラに興味がある
・オーロラのベストな時期を知りたい
・オーロラツアーに参加したいけど、いつが良いか悩んでる
結論から話せば、「誰もわからない」が答えです。
いつ地震が起きるか?雷がいつ鳴るかなど的確に予想できないですよね?
オーロラも同じで、自然現象のため、100%これだ!っという予想はできません。
ただ!!
オーロラを見るチャンスを高めることはできます!と思っています。
オーロラ出現にも周期がある?
オーロラシーズン
私の住むホワイトホースのオーロラシーズンは、だいたい8月下旬から4月中旬ごろまでです。
実はオーロラ自体は1年中出現してますが、太陽が明るいので見ることが難しいのです。
オーロラが見える地域は緯度が高いまたは低いエリアに限ります。
そのため、夏は日照時間が18-20時間あるため、ずっと明るい状態が続きます。
深夜0時でも外で本が読めるくらいです。

いわゆる白夜(びゃくや)の状態に近いです。
冬はというと、逆で日照時間は6時間くらいです。
朝11時に朝日を見て、夕方4時には真っ暗になります。

朝暗すぎて、起きるのがとっても大変よ~
11年周期がある?
オーロラはまだ全て究明されていない、とても神秘的な現象です。
しかし、オーロラが発生する要因となっているのは、太陽活動によるものです。
つまり、太陽活動が活発なほど、オーロラが発生するチャンスがあるということです。
詳しくは、Wikipediaのサイトで「太陽活動周期」に書いてあるので、参照してみて下さい。

約11年なので、13年の時もあれば、9年の時もあるようですね
ガイドがチェックするおすすめオーロラ予報サイト
私がオーロラツアー前に必ずチェックしているサイトがあります。
リアルタイムのオーロラ予報は、とても正確で現在どこにオーロラが出ているかを表してくれます。
赤・黄・緑色で表されており、オーロラが赤ければ強いという予報です。

まずはサイトにあるオーロラの大きさや形、そして色を確認してみて下さい
そして、アラスカフェアバンクス大学のオーロラ予報です。
その中で「KP」という数値がとても重要で、高ければ高いほどチャンスが高くなります。
もちろん、最初にも話した通り、天気予報同様100%正しいわけではありません。
ただ、一つの目安にはなると思うので、一度確認してみて下さい。
快適に撮影したいなら
気温編
先ほど、8月下旬からシーズンが始まるとお話しました。
オーロラが見える地域だと雪の中、厚手のジャケットで焚火を囲むイメージが強いかもしれませんが、実はそうでもありません。
8月下旬の気温はだいたい10~15℃とプラス気温でオーロラ観賞することが可能です。

じゃあ、ずっと外で空を眺めることが出来るなー

気温の事も考えて、ツアーに参加した方が体も楽ですね
12-2月がかなり寒く、マイナス30-45℃になり、5分外にいるだけで足が痛くなり、ゆっくり観賞とはいきません。
ただ、極北の極寒体験をするという意味では、この寒さも価値があります。
例えば
・凍ったバナナを外に置いて釘を打つ
・濡れたタオルや服を回して、カチコチにして遊ぶ
・コップに入ったお湯を空へ向けて投げると、気化して白い煙がでる
・ただ歩いてるだけで、まつげやひげが凍る
など、極寒だからこそ味わえることもあります。
天候編
オーロラにとって、天候は非常に重要です。
曇りや霧、雪の日は、基本的にオーロラを見ることは難しいです。
理由は、オーロラ自体は上空100-500㎞で発生しています。
雲はそれよりはるかに下にあるので、空が雲で覆われているとみることは難しいです。
「不可能」ではなく、「難しい」といったのは、5年以上ガイドをやっていて、何度か雪の中オーロラを見たことがあるからです。

雪がひらひら落ちながら、オーロラが雲に反射して輝いている光景は感動的でした!
これは、オーロラがとても強くないと見れないので、かなりレアな体験です。
秋と冬の比較
では、秋(8月下旬ー9月中旬)と冬(10月ー2月)どちらがいいのか利点・欠点を挙げてみます。
| 秋 | 冬 |
| 寒くないので、外でゆっくり観賞できる | 極寒体験が楽しめる |
| オーロラが湖に反射した写真撮影が可能 | 雪景色とオーロラの撮影可能 |
| 比較的天候は落ち着いているが雨も降る | 雲・雪や霧など天候不良 |
| 冬と違い、夜遅くないと暗くならない | 午後4時には暗くなるので、朝方7時と夜9時からオーロラを 見るチャンスがある |
| とにかくあったかい | 冬ならではのキリっとした澄んだ空気 |
結局いつがいいの?
下調べと計画
計画を立てる際にまず確認しなければならないこと
①天気 ②月の有無 ③オーロラのKP値 ④現地ツアー予約
上で挙げた「天気」はとても重要で空を雲が覆っていたら、基本的には見ることができません。
また、オーロラはとても繊細な動きをするので、1分で現れては消えることもあります。
そのため、外で長く眺めることがとても重要だと思っています。
そして、意外に盲点なのですが、月の有無です。
満月は避けた方が無難です。

オーロラは繊細な光なので、空が暗い方がオーロラも見えやすいです
個人的には、毎年気候が不安定で確実な月は言いにくいですが、9月初旬は比較的天気が安定していて、オーロラを見るには良い環境だと思います。
その期間、太陽活動が活発かどうか確認できるなら、確認してから飛行機のチケットを取りましょう。
日本から出発の方は、アラスカフェアバンクスのサイトから、1か月間の予報が載っているので、KP数値が高い日に狙いを定めていくのも手です。
ただ、その日(24時間)のどの時間帯かを表しているかわかりません。
カナダの夜にそのKP数値が高いかはわからないということですので、確実ではないです。
ツアー予約がお得で楽
自分達で車を借りて見に行きたい人もいると思いますが、なかなかオーロラが見えやすいスポットを見つけるのは、大変苦労します。
オーロラは北側から見えることが多く、北の空が開けている場所を確保する必要があります。
ツアーに参加すれば、そういった苦労なく、キャビンと焚火、あったかい飲み物も用意されています。
冬、極寒で車の中で数時間いることは、基本的にキツイです。
どんなに暖房をつけても、全く暖かくないからです。
こういう時は、1-2万円程度なのでツアーに参加した方が楽だと思います。
個人で行く方は、必ず毛布とチョコレートなどの食べ物、温かい飲み物をたくさん持って行って下さい。

田舎は電波がないとこが多いです。必ず地図はダウンロードするか、購入しておきましょう
オーロラのイメージ
多くの人がパンフレットに載っているような、緑のカーテンが目で見えると思っています。
これは半分正解、半分不正解です。
目でしっかり毎回見えるとツアーも楽しいですが、オーロラはとても繊細な光のため、目で見えないこともあります。
ただし、カメラはその微細な光を捉えることが出来ます。
シャッタースピードを長くすることで、オーロラ撮影を可能にします。
※弱い光の場合(実話です)

え?どこにあるの?

右側の地平線に出てるよ!

面白いくらい個人差があり、見える人と全く見えない人がいます
強ければ誰でも見つかりますので、ご安心下さい。
まとめ
オーロラは神秘的で毎回違う形で現れては消えていきます。
様々な予報サイトで強いと予報があっても、あまり見れなかったり、弱いけど強かったりと神出鬼没な光です。
カーテン型、コロナ型、柱型などいろんな形に変化し、強いオーロラだと本当に激しく動いたりと感動すること間違いなしです。
このマニュアルをもとに皆さんも下調べをして臨むと、より高いオーロラチャンスがあると思うので、ぜひ今回おすすめしたサイトや条件等確認してみて下さい。



コメント