アンペア、ワット、ボルト以外にもAh、Whなどあるけど、なんの数値??
大容量電源を買ったけど、250,000Whってどんな数値なのか悩む人もいるのではないでしょうか。
今回は、バッテリーやソーラーパネルなどを自作でDIYする場合、いろんな電気の単位が出てくる為、かなり混乱するので、数値についてまとめてみました。

この記事は、こんな人におすすめ!
・電気系の知識を増やしたい
・大容量電源バッテリー買ったけど、いまいち単位がわからない
・バンの電気系統も自分で工事したい
電気系統の事はYoutubeで勉強していますが、やっぱり難しいです。
まずは、基礎のワット、アンペア、ボルトから考えてみようと思います。
W、A、Vについて
それぞれ電気の何かを表す単位です。
ワット(W)
電気をどれだけの圧でどれだけ流せたかを指します。=消費電力
この数値が大きいほど電気を消費しやすいため、エネルギーが大きくなります。
50Wと100Wの電球では、100Wの方が明るい。(仕事量が大きい)
アンペア(A)
電気が流れる量を指します。=電流
数値が大きいほど、たくさんの電気機器を使用可能になる。
ドライヤー 1000W = 10A
パソコン 45W = 0.45A
モニター 55W = 0.55A
炊飯器 700W = 7A
湯沸かしポット1200W = 12A
(全て100Vとする)家で同時に計30Aの電気を流している状態になります。
もし、20Aしか流せないのに、30A使おうとすると、家のブレーカーが落ちます。
ボルト(V)
電気を押し出す力を指します。=電圧
計算式は下記の通りです。
W = V x A
A = W ÷ V
V = W ÷ A
電化製品の裏にWやAなど書いてあるので、これでどんな機器が電気をどのくらい消費しているのか、わかるようになりました。
大容量電源でもサブバッテリーでもそうですが、消費電力を理解していないとすぐバッテリーがなくなります。
ただ、サブバッテリーの場合は、バッテリーを付け足すことが出来て、電気容量をさらに大きく出来るメリットがあります。
ACとDCの違い

ポータブルチャージャーにACとDCマークあるけど、あれってなに?

電圧の種類が違うんだよー
ACについて
英語では、「Alternating Current」
Alternatingは、日本語で「交互の」とCurrentは、「流れ」です。
つまり、電気がプラスとマイナスを交互に(Alternating)流れる(Current)ことから、ACと言われています。
普段身近にある家庭用コンセントは「交流」です。
電圧が一定の周期で+と-に切り替わるので、電流の流れる向きが常に変化します。
DCについて
英語では、「Direct Current」
Direct 「直接」とCurrent 「流れ」
常に電圧が一定で一方向にしか電流が流れません。
乾電池がそうですね。ぽこっと出ている方が+で平らな方がーです。
これは、電流が一方向にしか進むことが出来ません。
図解で考えるDCとACについて
サブバッテリーを自作する場合、DCとACは電流の方式が違うため、どちらなのか確認する必要があります。
リチウムバッテリーやディープサイクルのバッテリーからの電気はDCです。
そのため、DCでつなげるものと繋げないものがあります。
プラグソケットがついているものは、全てAC対応なので、インバーターで変換してつなげる必要があります。

基本的にACの方が消費電力はかかります。理由はDCからACに変換する必要があり、電気抵抗があるためです。
じゃあ、Ah、Whって何?
アンペアじゃないの?Ahとは何なのでしょうか?
ゴープロの電池で確認してみよう
実際に電池を見てみると、小さく数値が明記されていました。


ゴープロの電池を例に考えてみます。
左の図(ゴープロの電池)の場合、「電圧4.4V 容量1220mAh」と書いてあります。
ということなので、ゴープロの電池は「1220mAh=1.22Ah」となります。
つまり、1時間に1.2Aの電流を扱えるバッテリーという意味です。

つまり、「4.4Vx1.2Ah=5.28Wh」となり、
消費電力が約5Wだったら、63分くらい録画できる計算だね!
この数値はあくまで概算なので、その時の気温や電池の使用頻度によって、さらに減ります。
概算なので、60分は撮影出来るなーと思っても、40分で電池切れすることもよくあります。
また、Jackeryの公式サイトでWhや消費電力について詳しく説明されています。
ぜひ参照してみてください。
Jackeryで良く目にするWhとは
考え方としては、数値が大きければ大きいほど、使える機材や時間が増えることになります。
そして、値段も相応して高くなります。
一番少ない容量で240WHで、約2.2万円です。
一番大容量で2,160WHで、約28.5万円です。

容量は9倍、価格は13倍の差があるんだねー

ここからわかることは、仮に200Wの炊飯器を30分使用し、70Wの電気毛布を3時間使用した場合、
100Wh+210Wh必要になるため、310Wh以上のバッテリーがないと、途中でバッテリーが尽きることになります。
一番小さい容量のものだと、足りない計算になります。(充電できる環境なら全く別の話です)

キャンプ場によっては、プラグインできる環境があったり、
ソーラパネルにつないで、充電することも可能です!
自分の用途に合わせて、大容量電源を買う必要があります。
そのためにもW,V,Aなども理解すれば、必要な容量のバッテリーが見つかるのではないでしょうか。
あと一点付け加えるなら、「大は小をかねる」と思います。
天気が悪かったり、移動しない(キャンプ場などで停泊)場合、数日充電できないこともあるので、バッテリー容量が多いととても助かります。
まとめ
電気の基礎編でしたが、掛け算、割り算の計算で消費電力が導き出せるのですね。
この知識は車中泊で電化製品を扱うときに必要になってきます。
長距離を車中泊生活するなら、ある程度電気の事を理解しているとかなり助かるので、ぜひ一度計算してみください。




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