これから断熱材をこれから

この記事は、以下の人におすすめ!
・断熱材(インソレーション)の種類を知りたい
・車に断熱材をつけるか迷っている
・そもそも断熱材って何か知らない
知らないと損する断熱材の熱伝導率について理解を深めていこうと思います。
断熱材(インソレーション)とは
断熱材を入れることで、夏は涼しく、冬は温かく保つことができます。
これは、断熱材の性能が理にかなっているからです。
では、なぜ、夏は涼しく、冬は温かくなるのか?どういった仕組みなのでしょう?
この仕組みを理解することで、バンの中でも快適に生活するすべを知ることができるので、まとめてみようと思います。
断熱材の仕組み
断熱とは
物理・化学的物性により熱移動・熱伝達(どちらも)を減少させるものの総称
wikipedia参照
熱の伝達を絶つというよりは、抑えるという方が正しそうです。
つまり、その熱伝導をどんだけ抑えられる素材のものを使えば、快適に過ごせることになります。
でもそれって、何がどのくらい抑えられるか知りたいですよね!
それは、熱伝導率という数値でしっかり表記されています。
素材だけで判断せず、数字をチェックすることで、より良いバンライフができるようになります。
後で、熱伝導率とR-valueについて詳しく説明します。
なぜ夏涼しく、冬温かくすることができるのか
断熱材を用いることで、外からの熱気を反射し、建物を暑さから守ってくれます。
冬は逆に室内が温かければ、中の暖気を閉じ込め、外からの冷気を入れないようになります。

どんな種類があるか
大きなくくりでは、繊維系、天然素材系、発砲プラスチック系の3種類あります。

繊維系
・繊維の隙間に空気を含ませることで断熱効果がある
グラスウール ⇒ ガラスを高温で溶かした細いガラス繊維を加工したもの
ロックウール ⇒ 耐熱性に優れる玄武岩や高炉スラグを溶かして繊維状にしたもの
セルロースファイバー ⇒ 木質繊維(古新聞や段ボール)を使用して製造されたもの
天然素材
・多くのバンライファーが使用している羊毛。天然素材系インソレーションでとてもエコな断熱材
羊毛 ⇒ 読んで字のごとく羊の毛 (小さな隙間にも入れることが出来て使い勝手が良い)
炭化コルク ⇒ コルク樫の表皮で出来ていて、蒸気で熱して炭にしたもの
どちらも湿気に強く、吸音性も高い。値段は高め
発泡プラスチック
ウレタンフォーム ⇒ 連続発泡された板状のもの(防水性に優れている)
フェノールフォーム ⇒ プラスチックでありながら、耐熱性に優れている
ポリスチレンフォーム ⇒ 難燃性の素材で、耐水、軽量の機能を備えている
EPS(ビーズ法ポリスチレン)⇒ 安価で、難燃性に優れている
XPS(押し出し法ポリスチレン)⇒ 圧縮に強く、丈夫で難燃性の発泡スチロール(スタイロフォームはこれにあたる)
ポリイソシアヌレート ⇒ 高い難燃性と丈夫なプラスチック発泡体
熱伝導率とR-Valueについて
数値をしっかり確認しよう
同じ素材でも熱伝導率は違います。
しっかりと見極めて安いものを買うのではなく、快適に過ごせるように適切な素材を探してみましょう。
例えば、冬に着るジャケットを思い出してみて下さい。
同じようなジャケットでも素材によって温かさが違ったり、厚さによって違いますよね?
考え方としては同じようなことで、素材と材質、厚さによって、暖かさに差が出ます。
断熱材も同じような考えで素材、加工方法により、断熱材としての力も違うことになります。
それを数値化したものが、熱伝導率「w/m・k」 となります。

熱伝導率とは、両側で1℃の温度差がある厚さ1mの物体を1秒間に流れる熱量の事を指します。
ここまでくると理科の授業のようですね。
とりあえず、この数値が小さければ小さいほど、熱を通しにくいと覚えておいてください!
| 素材 | 熱伝導率(概算) |
| フェノールフォーム | 0.02 |
| XPS(スタイロフォーム) | 0.022 |
| 空気 | 0.026 |
| ロックウール | 0.038 |
| 羊毛 | 0.04 |
| EPS | 0.043 |
| グラスウール(10k) | 0.05 |
| 木材 | 0.15 |
| 水 | 0.5 |
| ガラス | 0.75 |
| コンクリート | 1.6 |
| 鉄 | 50-80 |
| アルミ | 236 |
この数値だけを見ると、空気って実は熱を通しにくいということがわかります。
逆にコンクリートや鉄はとても通しやすいです。
適切な断熱材を使わないと家や車の中の場合、大変なことになります。

夏暑くて、冬寒い車中泊生活は、地獄ですね
まずは、しっかり数値を意識してチェックしてみましょう。
ただ、問題は通気性です。
完璧に断熱を車内を覆った場合、湿気は逃げにくくなるため、カビがはえることもあるので、空気の循環も考えられると快適な車中泊生活が可能になります。
詳しくは、「結露はカビやサビの原因!?断熱材を適切に張らないと後悔します」の記事で解説しているので、興味がある人は読んでみて下さい。
カナダではR-valueが大事な数値
床、壁、天井にR-value値の高い材料で断熱することにより、熱伝導に抵抗することができます。
R値は1インチあたりの測定で数値を算出されています。
私が愛用しているサーマレストのマットにもR-Valueという値で目安が書いてあります。
とてもわかりやすいので、参考までに見てみましょう。

特にカナダの冬は寒い為、断熱材は大きな役割を果たす必要があります。
ということは!!

じゃあ、断熱材を重ねてつければいいじゃん

車のスぺースは限られているから重ねればその分スペースが減っちゃうよ~
分厚ければ厚いほど、断熱材の効果を発揮できますが、車の中の場合、そうはいきません。
「生活空間が狭い=不快」になることから、しっかり厚さとR-valueを考えなくてはなりません。
まとめると
熱伝導率のできるだけ小さい数値 or R値が高い、加工しやすい、燃えにくい、耐水性に優れている断熱材を使うべし
by Bou
それこそが、最適な断熱材ということになります。
そこに、予算があると思うので、すべてのバランスを考えて買う必要があります。
カナダでバンライフするために色々勉強してきましたが、断熱材はとても奥が深くて面白いです。
断熱材があって安心!と思う人も多いですが、湿気もしっかり考えないといけません。
以上
ありがとうございました!




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