車中泊中の結露はカビやサビの原因!結露の仕組みを理解してみよう

窓ガラスが結露している バンライフ
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知らない間に車の天井がカビ生えることがある?!

ぼう
ぼう

この記事は、こんな人におすすめ!

・断熱材をつけたいと思っている

・車中泊していて、結露して困っている

・結露の仕組みを知りたい

 

熱の伝わり方と結露の仕組みを理解することで、錆びやカビを最小限に防げるかを考えてみたいと思います。

 

熱が伝わる3原則を理解しよう

熱には3つの熱伝達があります。

これを理解することで、バンの中を夏は涼しく冬は温かく保てるようにする方法が理解できます。

 

伝導

個体>液体>気体の順に熱を伝えやすい性質があります。<個体が一番伝わりやすい>

⇒暑い日海に行って、砂の上をはだしで歩くと熱いですが、サンダルで歩けば熱くない

 これは、サンダルの素材が熱を通しにくいことから起こる現象です。

バンの場合

車のボディは鉄やアルミなどの金属フレームの為、熱伝導がとても良いです。

つまり、断熱材が入っていないと夏は暑く、冬は寒くなり、快適に過ごすのが困難になります。

対策 ⇒ 床・壁・天井に断熱材を付けることで熱伝導を抑制する

 

対流

熱を持った気体や液体が移動することで、熱を他の物質に伝えることができる。

⇒サウナでタオルやうちわで体を仰ぐと熱い熱風がくる

 これは、熱い空気が移動し、体に触れたため起きる現象です。

 

バンの場合

夏のバン生活では暖かい空気は上に行く傾向があります。

屋根にファンを付けて、車内の空気を循環することでより快適に生活することが可能です。

お風呂をイメージしてみて下さい。

時間のたった浴槽では、熱い層と冷たい層が上下で分かれていることがあります。

熱いお湯は、ぬるいお湯より軽いため、上に行く傾向があります。

 

輻射

熱の電磁波が物体から物体へ直接伝えられること

⇒電子レンジで物が温まるのは、輻射を利用した方法

⇒太陽が肌に触れているわけではないが、熱さを感じる

 

バンの場合

放射熱は窓から顕著に車内へ入り込んできます

直射日光があたる場所で駐車している場合、車内が急速に熱くなるのは、その放射熱からです

これは、窓ガラスが輻射熱によって、車内へ伝達されるためにおこる現象です

対策 ⇒ 日除けのカバーをフロントガラスと窓につける

これをすることで、輻射熱は反射し、車内を涼しく保つことが可能になる

 

熱の伝達について理解が出来たら、次は結露についてです。

冬は窓ガラスが曇りやすいですよね。

その理由とそれを防がなければいけない理由について、まとめています。

 

冬の断熱を理解する

結露はバンライファーにとって大きな問題になってきます。

例えば、冬に車の中でご飯を食べたり寝て起きた時に窓ガラスを見ると完全に曇っています。

この状態は今回のテーマである【結露】しているからです。

 

断熱材をきれいに切って、壁に貼り付ければいいんでしょ?

少しの隙間があるだけで、そこに湿気が溜まって水滴ができることもあるらしいよ

結露の仕組み

結露は温度差が高ければ高いほど起きやすい現象です。

これは、空気中に含まれる飽和水蒸気量の差が大きく関係しています。

 

温度と湿度には相関関係があり、温度と湿度が決まっていたら、水蒸気量も決まる

結露の仕組み

つまり

車内<温度20℃・湿度50%>の場合、空気中に水蒸気量が8.7g/m³あります

外側<温度10℃湿度50%>の場合、空気中に水蒸気量が4.7g/m³あります

 

窓ガラスを通して、冷たい空気が車内へ入ろうとしているため、気温が下がっていきます。

 

暖かい空気から、冷たい空気へと移動することで、車内の水蒸気が飽和し、窓ガラスに水蒸気の差4.0g/m³の分の水滴が出てきます。

 

それが、結露の理由です。

 

結露はカビ、サビの原因になる?!

その結露は水滴を生み出すことから、カビサビの原因となります。

 

バンの中が結露で毎回曇ってしまう場合、適切な断熱処理をしていないと小さな隙間に水滴がつきます。

その水滴が数か月、数年経ったときにカビやサビが出ることがあります。

 

床や壁に断熱材と木材を付けている場合、全て外さない限り、確認の使用がありません。

最初に適切につけることをお勧めします。

 

中途半端な知識で貼り付けてしまった場合、後悔が残ります。

 

そういった事を減らすためにも、熱伝導と結露の仕組みを理解することで、断熱材の選択とどういったことに気を付けるべきかを考えることが出来ると思います。

 

大きな問題と防止策

結露を最低限にするためには、湿気を減らすか温度差をなくすことにあります。

よくタンスの中に防湿剤を置いたり、昔の知恵で炭や新聞紙を置く家庭もあるかと思います。

 

それは、湿度を下げることで、外との水蒸気量差を減らすことができるからです。

例えば

外気 10℃・湿度75% 7.1g/m³

車内 20℃・湿度40% 6.9g/m³

ほぼ大きな差はなく、結露を抑制することができます

 

ただ、車には大きな問題があります。

それは、小さな隙間がたくさんあることです。

基本的に密閉されている家と違い、車は穴や空洞があります。

そのため、車には防湿剤を置いたとしても、均一の湿気を保つことができません。

 

どこかは湿気があり、場所によっては湿気がないとこがでてきます。

 

つまり、中途半端な断熱加工をすると結露が原因で錆びやカビが発生することを意味します。

 

まとめ

熱の伝わり方と結露について勉強してきました。

この記事からわかったことをまとめてみたいと思います。

 

夏の場合

断熱材を床、天井、壁、窓に張ることで、熱の伝導、輻射に対して対応していきます。

そして、天井や壁に取り付けたファン(扇風機)によって、上部に集まった熱い空気を循環させ、対流を促します。

すると車内の温度も下がっていきます。

 

冬の場合

夏同様、断熱材を敷き詰めます。隙間が無いように断熱することが一番理想です。

また、結露を減らすために、適度な換気を行うことがとても大事です。

空気を入れ替えることで湿度を下げることが出来ます。

 

断熱材を購入する時の注意点としては、素材と熱伝導率 or R-valueの確認です。

 

小さなスペースには、グラスウールや羊毛を使うと変形しやすく使用しやすいと思います。

大きな壁の部分には発泡プラスチック系の断熱材を張ってみましょう!

 

そうすることで、結露を最小限に出来、車の寿命を長くすることが出来ます。

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